情けは人のためならず

妻の誕生日には、妻に。
娘の誕生日には妻と娘に。花を買って帰ることにしています。今度息子が産まれたので、妻に花を買う日がまた一日増えました。ありがたいことです。
こういうと、世間の女性にはウケがいい(笑)。世の男性諸君、ぜひ奥さんの誕生日には花を買いましょう(笑)
こんな事をいうと、評価を下げてしまいそうだけれど、花は本当にウケがいいですよ。ぜひ。
買うときにはネットで花屋さんを調べて、仕事の帰りに受け取れるように頼んでおけばいいですよ。しかも、金額と「妻の誕生日の旨」、それから好きな色や、年齢等を参考情報として話しておけば、後は中身はおまかせでできます。いずれ枯れてしまう物ですが、うちでは水分補給のジェルなんかを抜いて、部屋に逆さまに吊るしドライフラワーにして保存しています。「去年のはちょっとしょぼかったね」なんて家族で話すのもまた一興です。

個人的には、花を買ってそれを車に乗せて買える時の気分が好きです。
花を贈られて、怒る女性はいない(まあ、場合によりけりかもしれませんが(笑))と思うし、うちの妻は通常通り喜んでくれます。だから、花を買って買える時は妻が喜ぶ事が分かっている訳で、ほくほくした非常にいい時間な訳です(笑)。

そのときにいつも思います。自分は妻のために花を買っているのだろうか、それとも自分のために買っているのだろうか、と。

これはよそにも書いたんですが、この気持ちは墓参や寺参り、ひいては宗教にもつながる物ではないか、と思うのです。

墓参は誰のためにするのでしょうか。僕は個人的には、お墓参りをしたあとの爽快感を得るため、自分のためにしています。先祖の墓に手を合わせる事によって、自分がよい事をした、という自覚により自分の魂が浄化されるような気がするのです。
神社の境内でこころがすーっときれいになるような感覚を得るために、神のもとに詣でるのです。あくまでも個人的にですよ。

最近気がついたんですが、これは自分の場合仕事にも当てはまるようです。だれかに喜ばれることにより、自分自身が自分自身を誇れる。そういう仕事をしたい、と思っているようです。セルフイメージを強化して、自分の中で満足しているんでしょうかね。

タイトルに掲げたことわざ、「人に情けをかける事は回り回って自分のためになるのだ」という意味が本来ですが、「情けをかける事は人のためにならないから、やめたほうがいい」という意味に誤解されていることが多いとか。

偶然にもイエスと孔子が同じ事を表と裏から言っていますが、「黄金律」これにつきるのではないか、と思っています。池山は宗教家ではありませんし、特定の宗教を信仰している訳ではありませんが、やはり人間には魂の救済が必要なのかな、と。そのためには、やはり、

「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」(『マタイによる福音書』7章12節)

「己の欲せざるところ、他に施すことなかれ」(『論語』巻第八衛霊公第十五 二十四)

だと思うのです。なんだか、今夜は嫌に説教臭くなってしまいました(笑)
こんな夜も、まあ、よしと。

3 thoughts on “情けは人のためならず

  1. 妻や娘に花を贈る行為は、一種の告解のような気がしてきました。
    良き人として記憶してほしい、許してほしい。
    普段の行いに罪悪感があるのかもしれません(笑)

  2. 本当に。自分自身が後悔しないように、今、自分にできることを精一杯おこなう。このことに尽きるように痛烈に思います。

    自分の感覚を信じる、「自分教ですか・・・」ね~~

    • そうですね。ある書籍で、余命いくばくかの患者さんに対して、医療機関内で宗教的ケアを行う、病院チャプレンという職業の方についての記載を読みました。
      余命の少ない患者さんが求めることが多いのが「あなたは赦されている」という言葉だとか。
      僕には特定の宗教はありませんが、「自分は赦されている」という気持ち、というのはとても大切だなあ、と思うのです。
      普段、自分が「あ、よくないことを言ったな」とか「好ましくない態度を取ったな」と思う。
      日常生活ではそれを忘れてしまうんですが、それをリセットというか、赦されるための行為が欲しい、そういう心持ちがあるように思えました。

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