マインドマップとKJ法

アイディア出しをやっているときに、アイディアを記録する方法として、よく使われるのが、マインドマップと、ポストイットへの記録ではないでしょうか。

通常、マインドマップで書かれた場合、そのまま一種の収束へと向かって行き、ポストイットで記録された場合には、そのままKJ法で収束に向かう、というのが良くあるパターンですね。

少し前にEテレでやっていた、「スタンフォード白熱教室」では、ティナ・シーリグ先生が、ブレインストーミングの結果をマインドマップに記録して行く方法を実践していらっしゃいました。

そこで、この2つの記録方法を僕なりに少し掘り下げてみようと思います。では、まずマインドマップの方式から。

マインドマップでは、枝をドンドン書き足しながら、記録して行きます。Eテレのシーリグ先生は、確か「小説のプロット」みないなものをブレストしながら、マインドマップに記録するデモをしておられました。「登場人物は。。。そうですね、主人公と、○○と。。。」とのように。

この記事にサンプルで乗せているマインドマップで行くと、テーマの部分が「小説」で大分類が「登場人物」となりますね。そして、小分類が「主人公」「ヒロイン」などになっていきます。

ここで注目したいのは、マインドマップに書くためには、大分類>中分類>小分類の順番で発想しないと、記録がしにくい、ということです。おわかりでしょうか。

つまり、この記録方法は、ある意味発散するフェーズであるにもかかわらず、同時に収束をかけているようなもの、と考えることができるかもしれません。ある意味、トップダウンですね。どちらかというと、ロジカルな方法といえるように思います。時間がないときなどは、重宝しそうです。

ポストイットに記録して、その後KJという手順を考えてみましょう。イメージ映像はどちらも、iPadのアプリで適当に作っています。

ポストイットの記録の場合には、大分類>中分類>小分類、などの順序はあまり気にしないでもかまわないです。とりあえず、思いついたものをメモして行くだけでオッケーです。ただ、そのままでは下記散らかしただけになるので、その後にKJ法を行い、まとめて行くわけです。

KJ法については、思うことはまた改めて書いてみたいと思いますが、この方式はボトムアップの法則と言えるかもしれませんね。一点のみKJ法について書いておくと、KJで大切なのは、そこにあるカードとカードとの間にあるものです。そのカードを俯瞰することで浮かび上がってくる、関係性が大切。ここにポイントをおいて考えると、KJ法はきわめて発想的な収束方法、といえるかもしれません。

この2つの記録方法に関しては、どちらが優れている、ということではなく、特性を理解した上で、どちらを使うかその場で判断、というのが正しいのだと思います。

強いて言うなら、ある程度ジャンルを限定して「もれなくだぶりなく」MECE的に発散するなら、マインドマップ。自由に発想を巡らせて奔放に、というならポストイット記録、といえるかもしれません。

また、ポストイットにしても、マインドマップにしても、場を活性化するには、全員がペンを持って書く、という工夫はしてみる価値があると思います。

ポストイットなら各自が一束とペンを持つ。マインドマップなら、全員がホワイトボードマーカーを持って、一つのマインドマップを作って行く、というのが、ワークショップの盛り上がりとしてもよさそうですね。

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