なぜ、わかりあえないのか

へたくそな絵で恐縮です。
これは、言葉によるコミュニケーションがなぜうまくいかないのか、ということの概念図です。

点線の内側が、二人の人間が交わす言葉によるコミュニケーションです。
当然、二人の人間は生まれたところも場所も違い、日々の生活も違うので、言葉に託す意味(これをコンテクストと呼ぶことにします)が異なる、ということです。背後に膨大な情報があるのに、出てくる言葉は少ない、といえるわけです。

たとえば、「トマトに塩をかけるとおいしいよね」と僕がだれかに言われたとします。そのとき、池山はなんと答えるか。きっと、こんなようなことを答えると思います。

「ソースかけて食べる人もいますよね」

一見分かり合えたような、この会話ですが、 実は大間違いです。最初の方は「トマトっておいしいよね」という想定で話していますが、池山は実は生のトマトが大嫌い(笑)
だから、おいしさとか味には言及せずに、全然違うことを返すのです。

このように、この会話の当事者の「トマト」という言葉の背後にあるモノが全然違うため、分かり合っているようで、分かり合えていないっていうことは往々にしてあるのではないでしょうか。

主義、主張。宗教、価値観。好みや経験。異なっているのが当たり前。ということは、それぞれが話す言葉に託すコンテクストも違って当たり前。だから「分かり合えないのがある意味当たり前」。このスタートラインにたつことが、「分かりあう」ための第一歩なのかもしれません。

再来月、9月になりますが、松阪でファシリテーションに関するワークショップを開催できることになりそうです。詳細はまだですが、平日の昼間になりそうです。そこでは、こんなことを感じてもらえる場にしたいな、と思っています。

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